お知らせ


2012年12月28日金曜日

<お知らせと新入荷>年末年始の営業日と催事の参加など


皆さまこんにちは。
とうとう2012年最後の更新となりました。
今年もいよいよ残りわずか、心忙しい年の暮れを迎え、
吉祥寺の街は朝から大変な賑わいを見せております…。
本日、まずはお知らせから。


<年末年始の営業日>
 吉祥寺PukuPuku西公園前店・中道通り店共に、
2012年は12月30日まで、新年1月4日から休まず営業いたします。
年明けの4日から、新たにお品物をご用意しておりますので、
初買いにぜひ足をお運びくださいませ。
新年最初のブログ更新は、1月4日金曜日を予定しております。


<骨董ジャンボリー参加のお知らせ>
2013年1月8日(火)、9日(水)、10日(木) 
10:00~17:00
東京ビックサイト東1ホール
※入場券1,000円(2日間有効)
 (8はアーリーバイヤーズディのため3,000円)


毎年のことながら年明け早々、骨董ジャンボリーに参加いたします。
全国から500の業者さんが集まる骨董のお祭り、骨董ジャンボリー。
和骨董、洋骨董、玩具など一日で見きれないほどの規模で、
三日間かけて見て回られるお客様も多くいらっしゃるほど。
ブースはB14、「古美術福重」で参加しております。
吉祥寺や、本店国分寺でお出ししなかったものなどもございますので、
ぜひお立ち寄りくださいませ。

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それでは、本日もお品物のご紹介です。
本日は幕末伊万里のとっておきの逸品をご紹介してまいります。


染付鳥図盃洗
38,000円
江戸幕末
径約16,5cm・高さ約10,5cm
※完売しました

脚は竹、そして其処に松毬が乗り、


形は梅という、松竹梅の洒落た趣向の作りは圧巻でございます。


さらに側面には文鳥でしょうか。
一周すると、文鳥の羽ばたく様子が職人の確かな観察眼により、
全て異なるポーズで、生き生きと表されております。


さらに梅の形の本体内側をのぞき込むと、
ウグイスが三様に描かれております。


松竹梅に加え、梅にウグイス。
幕末の職人のデザインセンスと技術の粋が詰まった、
またとない、見事な盃洗でございます。


2013年のラストブログを飾るに相応しい、
幕末伊万里の染付盃洗の脱帽の逸品をぜひどうぞ。
☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345
お問い合わせはお気軽に。
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2010年9月に初めて皆さまのお目にかかった吉祥寺PukuPukuも、
2011年に新店舗・中道通り店をOPENし、
ご常連様をはじめ、たくさんのお客様のご来店を日々頂いておりまして、
末筆ながら、改めて厚く御礼申し上げます。
佳き器との出会いがありますよう、吉祥寺PukuPukuスタッフ一同、
2013年も努めてまいります。
何卒よろしくお願い申し上げます。

それでは皆さま、どうぞ良いお年を!

2012年12月25日火曜日

<新入荷>江戸中期~後期・幕末にかけての伊万里・染付の器たち(5客組あり)


皆様、こんにちは。
いつも当店のブログをご覧くださいまして、誠にありがとうございます。



Merry Christmas
2012年も終盤の本日、クリスマスを迎えました。
この日まで店内で何度Mariah Careyを聴いたことでしょう。


ただ今、吉祥寺PukuPuku西公園前店内外では、新入荷のお品物が満載。
お正月の即戦力が所狭しと揃っています。
プレゼントやしつらえにお悩み中のご来店をお待ち申し上げております。
(※年内は30日まで、休まず営業)
皆様のお越しをスタッフ一同、心よりお待ちいたしております。
お電話によるお問い合わせ、地方発送も承っております。




大切なあの方へ、吉祥寺PukuPukuの器たちを贈り物にぜひどうぞ。

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それでは、本日もお品物のご紹介です!
本日は染付蓋茶碗を中心に、
江戸中期~後期、幕末にかけての選りすぐりの佳品をご紹介してまいります。


染付見込みと周囲に松毬文蓋茶碗
5客組 14,000円
江戸中期
径約11,5cm・高さ約8cm
※完売しました
現代にも通じるデザイン性が見事な染付蓋茶碗が入荷しました。


上品な藍の色、口縁部には口紅が引かれており、


大きく描かれた松ぼっくりが、まことにモダンな印象を与えます。
蓋を開けると、なんと見込みにも!
美しいバランスで松の姿が描かれております。


 

松文様は季節を選ばず一年中用いられる文様です。
古来から親しまれてきた松には様々な形の文様が生まれており、
松に由来する家紋はなんと80数種もあるとか。


江戸中期、古伊万里のこちらの染付蓋茶碗5客組を、
まずは早速、お正月にぜひどうぞ。
☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345

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続いて、1客からのご購入が可能な染付蓋茶碗をご紹介してまいります。


染付福の字と卍文蓋茶碗
1客 2,800円
江戸後期
径約11,5cm・高さ約8cm
※完売しました
福は神の与えてくれる幸いや喜びのことであり、
そのため福の字は幸福祈願の文字として重視され、
文様化して装飾に用いられました。
卍文様は太陽賛美であり、永遠・不滅・恩恵の象徴とされ、
その連続文様は無限の吉祥を表現しています。
卍文様の歴史は古く、古代クレタ文明、インダス文明等、各地で見られます。




染付の藍の色美しく、口縁部に四方襷
蓋と身の見込みに銘がございます。



こちら、すでに在庫わずかとなっております。
お早めにどうぞ。
☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345

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染付二方に牡丹図蓋茶碗
1客 1,800円
江戸後期
径約10,5cm・高さ約8cm
※完売しました
染付蓋茶碗に咲いた2輪の牡丹花。

その上を襷が交錯、横断するかのような画面構成が洒落ています。




染付の藍の色美しく、口縁部に墨弾きの技法が使われ
蓋と身の見込みに牡丹のつぼみが愛らしい微笑を浮かべております



江戸後期のチラリズム。
在庫薄のため、お早めにどうぞ。
☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345

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染付竹林雪輪文蓋茶碗
1客 1,800円
江戸後期
径約11cm・高さ約8cm
※完売しました
派手な色合いも持たないその姿にどうしてこんなに…という魅力満載。
雪輪文は冬の情景を表すときに使われるにとどまらず、
江戸時代の庶民の着物、夏の小袖に涼しさを演出するために描かれたり、
松・竹・梅・菊などの植物文様などを組み込んだり、
こちらのように、柄の構図の境界線にも使われるなど、様々に見かけます。


こちらは蓋を開けると口縁部に四方襷文
蓋と身の見込みには簡略化された鳥の絵柄でしょうか。


こちら、すでに在庫わずかとなっております。
お早めにどうぞ。
☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345

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染付三方に牡丹図蓋茶碗
1客 1,800円
江戸幕末
径約11cm・高さ約8cm
※完売しました
こちらは優雅という言葉がまさに相応しく、

シンプルな中にも上質感を醸し出していて、飽きの来ない佳品で、
おもてなしの器としても最適です。


こちらは蓋を開けると口縁部に四方襷文
蓋と身の見込みに銘がございます。


こちら、ただ今なら数を揃えて頂けます。
☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345

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染付蓋茶碗といえば、18日にご紹介したこちらもおすすめです。




線描き野花文蓋茶碗
1客 1,300円
(江戸幕末
径約11㎝・高さ約8
※完売しました


染付の藍の色美しく、口縁部にも線描きで花
蓋と身の見込みにも、野花でしょうか。




蓋茶碗から踊り出しそうな勢いを感じる線ですね。
名もない野の花に心を傾けた、
幕末の絵付け職人の心が感じられる1客です。

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線描き幾何学文蓋茶碗
1客 1,300円
(江戸幕末
径約10㎝・高さ約6,5
※完売しました


染付の藍の色美しく、口縁部に雷文
蓋と身の見込みには松竹梅です。

 

落ち着いた藍一色、線と面だけで構成された画面は、
単純化された文様が持つ特別な強さを
小さな蓋茶碗いっぱいにあらわしています。


 

染付蓋茶碗の饗宴。

在庫状況等、お問い合わせはお気軽にどうぞ。
☏吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345

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染付見込みに鳥図八角
8,500円
江戸後期・文化文政期
径約17cm・高さ約8cm
※完売しました
続いてご紹介するのは、江戸時代は後期、
古伊万里のシンプルな染付鉢でございます。
薄作りで上品な仕上がりは他の器との相性もよろしいかと存じます。


見込みには藍の色美しく、愛らしく鳥が描かれており、



縁文様に繰り返される文様は雪輪竹林に春蘭でしょうか。




深さがあるので菓子鉢としてお使い頂いても。
角があると引き締まった感じです。
ラダや煮物などにも重宝しそうです。
お問い合わせはお気軽にどうぞ。
☏吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345

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本日最後にご紹介するのは江戸時代は中期、
古伊万里の染付7寸皿でございます。




 染付麻葉文折紙と唐草図7寸皿
16,000円
江戸中期
径約20cm・高さ約3cm
※完売しました

文様としてあらわされる書物は、草紙とも書き、
和紙を糸で綴じたものを指します。



書物の文様は、1 冊で意匠化されることはなく、
表紙だけのものや頁が開かれたものなど、
様々な状態で散らされて意匠化されていることが多い点が特徴です。




このような書物の文様が着物や帯の文様として用いられるようになったのは、
江戸時代の頃。
典雅で華麗な平安時代の文化に対する憧れが高まり、着物の意匠にも、
当時の文化の象徴である古典文様が多用されるようになりました。



豊かな時代への羨望から、縁起が良いとされた古典文様ですが、
書物関連文具等の文様はもともと「知恵がつく」ものとして、
縁起が良いとされていました。


 

裏銘には「太明成化年製」、裏柄に唐草がめぐります。

高台付近の状態はわざと当時の時代感を残したものとなっております。



尚、上述の完品16,000円のほかに、
少々フリモノが見られる1客14,000円のご用意
※完売しました


胎土まで入ったヒビが1ケ所に見られる1客4,800円※在庫あり
のご用意がございます。


 


平安時代に端を発する文様。
読書家のあの方への贈り物にいかがですか。
お問い合わせはお気軽にどうぞ。
☎吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345

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以上、2012年クリスマスの本日、
目前のお正月に相応しいお品物を中心にご紹介しました。
ただ今、吉祥寺PukuPuku西公園前店にはその他にも、
可愛いお品物がたくさん!入荷しております。
在庫状況など、お問い合わせはお気軽にどうぞ。
☏吉祥寺PukuPuku西公園前店 0422-27-5345


Merry Christmas and  A Happy New Year


今後も話題豊富に新入荷のお品物をいち早くご紹介してまいります。
次回の更新をお楽しみに。

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