お知らせ


2024年4月18日木曜日

2024・04・18〈新入荷〉紙刷印判、図変わりの器7種

 いつも吉祥寺PukuPukuをご利用いただきまして、
誠にありがとうございます。


【新店舗OPENのお知らせ】
旧西公園前店の商品の移行作業を終え、
2023年9月より新店舗をOPEN。
味わい深い江戸、明治期の器たちから、
どこか懐かしい大正~戦前の可愛い器まで
一度にご覧いただけるようになりました。

〒180-0004
武蔵野市吉祥寺本町2丁目18-8YKビル1階
TEL:0422-27-1636
※中道通りにある郵便局(吉祥寺本町二郵便局)を右折。
Instagramのアカウントも統合しました。
これからは吉祥寺PukuPuku@kichijyouji.pukupuku
投稿して参ります。

【骨董グランデ無事閉幕しました】
まずは、4月12日~4月14日に開催された骨董グランデに
お越しくださいました皆様、ありがとうございました。
たくさんのお客様と楽しい時間を過ごすことが出来、
スタッフ一同感謝しております。
次回は秋の開催です。お楽しみに!


新入荷のお品物が続々入荷中!!
普段使いに、おもてなしに、即活躍するものばかりです。


毎週火曜日・金曜日に新入荷掲載の当店オンラインショップです。
「大皿、角皿」「小皿~5寸皿」などのカテゴリーから
ご希望のお品物をご覧いただけます。
オンラインショップ限定のお品物もございますので、
ブログと合わせて是非ご覧くださいませ。 
※ブログ掲載品は店舗在庫です。


本日は、久しぶりに印判尽くし!
紙刷印判やの図替わりの銅印判を中心にご紹介してまいります。


紙刷麒麟と丸文散らし図尺2寸皿
1客 税込6,050円
(明治前期)
径約37cm・高さ約5㎝
※在庫数1客


大きな器面を埋め尽くす細かな丸文が見事な大皿。
紙刷特有のスレなどがほぼなく、とても丁寧な仕事が施されています。


大中小の丸文が散らされ、間には菊の花が可憐に咲きます。


丸文の中は鶴亀や


松竹梅で構成され、吉祥文様尽くしです!



見込みには麒麟が颯爽とした姿を見せます。
中心付近の一部にフリモノ有り。


形状は比較的平たい造り。
お寿司の移し替えやピザなどを乗せても◎


裏側も愛らしく、豪華な瓔珞文が飾ります。
裏側も見せたくなる華やかさ。


高台内に紙刷りで銘有り。
紙刷印判の中でも上手な大皿です。
1客のみの入荷なので気になる方は早めにお問合せくださいませ。


紙刷唐子と丸文角皿
1客 税込1,980円
(明治前期)
約16cm×約16cm・高さ約2,5㎝


紙刷印判による唐子と丸文が散らされた小さめの角皿。


見込みには大きな松の下で唐子が2人なにやら遊んでいる様子。
足元には草花も生えのどかな雰囲気を感じさせます。


額縁のような縁は、七宝や菱文で埋められ、
2種の丸窓が浮かびます。


裏面には菊の花がラフな位置に配されています。


お菓子やおつまみ、お惣菜など
四角い形状はお料理をより良く引き立ててくれますよ。
印判のお皿は食洗器も電子レンジもお使いいただけます。


染付電線に燕図小皿
1客 税込7,150円
(明治前期)
径約10cm・高さ約2㎝


この器のみ印判ではなく染付の図替わり小皿です。


1869年(明治2年)世界へ開かれた横浜港に国内初の電信施設ができ、
横浜灯台局から横浜裁判所のあいだに電線を通したのが初めだそう。

電線に鳥がとまっている姿は今や当たり前の風景ですが、
当時の人々からすると、とても不思議な光景だったに違いありません。


燕をよく見ると、手前の子は嘴を開いています。


裏側面にも燕が三方に飛びます。
明治期の図案は時代背景と結びついたものも多く興味深いですね。


銅判大黒様,恵比寿様,福助図小皿
1客 税込3,850円
(明治後期~大正)
径約12cm・高さ約2,5㎝
※在庫数3客


なんとも愉快でインパクトの強い図柄!


扇型の巻物の上に大黒様、恵比寿様、福助の顔が大胆にデザインされます。
見ていると思わず笑みがこぼれてしまう器です。
お三方ともすごい福耳!


藍と茶の色使いも愉しいですね。
色スレなどはそれぞれ個体差がありますので、
詳細はお気軽にお問合せください。


銅半鵜飼い漁図5寸皿
1客 税込4,400円
(明治後期~大正)
径約15,5cm・高さ約2,5㎝


鵜飼い漁の風景を描いた5寸皿。
鵜飼い漁は1300年の歴史があるそう。信長や家康も見物したそうです。
鵜使いが身に着けるの鳥帽子や腰蓑もしっかり描かれています。


鮎を集めるための「かがり火」はピンクの顔料で表現され、
夜の暗がりに勢い良く燃える様子を見事に表しています。


鵜飼いが操る紐の先には鵜たちが頑張っています!


川には橋がかけられ、橋の上から見物している人影も。
川の向こう岸には村や山が見えます。


在庫全てに小さな窯傷有り。


かがり火の揺れ方に差がありますが、
銅判のスレなどは少なく、淡い青が美しい風景となっています。


銅判すずめ踊り図小皿
1客 税込1,650円
(明治後期~大正)
径約11cm・高さ約2㎝


すずめ踊りとは、19世紀頃に流行した奴踊りの一種で、
奴装束に笠をかぶり三味線と歌に合せ雀の動作を真似た踊りで、
和歌山県では無形民俗文化財にも指定されているそうです。

雀をの動きを真似て動く姿が賑やかで楽しい雰囲気が伝わってきますね。
ふんどしも面白いです。


縁には輪線が惹かれます。
印判手にしては薄造りで一枚一枚に丁寧さが伝わってくる器です。


高台内と側面には手描きで枝と銘が描かれます。
高台の形状も伊万里焼きとは異なる形状です。


着物の色や人物の配置はそれぞれに微妙に異なっており、
見ていて飽きない魅力のある図柄です。


銅判雀と瓔珞文小皿
1客 税込5,500円
(明治後期~大正)
径約7,5cm・高さ約6,5㎝


背景に亀甲文様が広がり、雀が戯れる図替わりの向付。


4羽の雀が餌に群がっているのでしょうか。


他にも4羽が集まってきています。
亀甲金網文様は向付の複雑なカーブにもきちんと沿っていて、
その技術力に驚かされます。


雀は厄をついばんでくれる吉祥文様です。
亀甲型と合わせて縁起の良い柄となっています。


縁の内側には瓔珞文が飾り、
口縁の鉄釉がキリリと引き締めます。


高台周りには蓮弁文が飾り


高台内には銅判による銘も入っています。
細部にも拘りの感じられる向付です。


口縁の鉄釉は色味にそれぞれ個体差が有ります。
小さめの向付なので、お酒や煎茶にお勧めです。

以上、一部の新入荷をご紹介いたしました。
最後まで吉祥寺PukuPukuのブログを
ご覧くださいまして、ありがとうございます。
次の更新は4月25日(木)となります。お楽しみに♪
今後も話題豊富に新入荷のお品物をご紹介してまいります。
吉祥寺へお越しの際には、是非当店へお立ち寄りくださいませ。
お問い合わせ、地方発送、買取も随時承っております。
良心価格で品揃え豊富な和骨董はぜひ当店で。
☎吉祥寺PukuPuku 0422-27-1636
E-mail:kichijyoujipukupuku@gmail.com
OPEN 11:00-19:00
【吉祥寺PukuPuku・オンラインショップのInstagram更新中!】
アカウント名 @pukupuku.online
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